2014年05月15日

居候猫「そら」F ~腎性貧血~

 そらは毎日定時に鳴きます。

 朝 スタッフの出勤時間
 昼 午前診療が終わる時間
 夕方 ごはんの時間
 
 夜 診療後の掃除時間

 「そろそろ、誰か俺にかまってくれ~」という体内時計。かなり正確です(笑)

 診察室の裏側の部屋にいるので そらの声が聞こえないといろんな方から「今日は猫いないの?」と尋ねられます。診察にやってきた病院嫌いの猫ちゃんが、その声に気を取られている間に注射をうつことができたり、猫好きなワンちゃん達が、その声に集中している間に体重測定ができたり、、、そら助手、ちゃんと仕事をしているんです。

 BUN160 CRE6.8 少しずつ痩せてきていますが、週2回の皮下補液でなんとか元気を維持しています。食欲が安定して補液の期間を少し開けると、急に元気食欲がなくなり。食べないとあっという間に貧血が進行するので、点滴を多めに入れてあげたくてもできない。そらは元気な時から貧血気味だったので、腎性貧血と相まって気が抜けません・・・。

 「腎性貧血」 腎臓は血液(赤血球)を作る手伝いをするホルモン(エリスロポエチン)を作っています。腎不全になると、この機能も低下するので慢性腎不全のほぼすべての猫が貧血を起こします。この場合、治療としてホルモン剤の注射をします。ただ、注射は足りないものを補足するだけなので、少しずつでも食餌を摂らせることが1番の治療です。

 さて、そらちゃん 
数日前に食欲が全くなくなって静脈点滴を始めたところ、翌日には少し元気を取り戻し、点滴を外すべく腕のテープや点滴チューブをガジガジとかじり始めました。 

 そらに限らず動物達の『本調子ではないけれど、点滴を外す元気がある』  この状態での治療が一番たいへんです^^; 


 


 
DSC_2348.jpg
エリザベスカラー装着。不満そうだけど、後2日がんばれ!

 
posted by まなAH at 09:00| Comment(0) | 猫のいろいろ
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