2014年02月03日

居候猫「そら」B 〜腎不全の吸着剤〜

 そらくん。3,4日前から食欲がなくなり嗜眠傾向があったため静脈点滴を始めたところ、昨日はマグロを、今日は腎臓療法食を食べるところまで一気に回復しました。多飲傾向も治まり、今は「点滴を外せ!カラーを外せ!」と暴れています^^;

 もうひとつのそらの元気のバロメータは爪とぎ。元気な時は、スタッフ全員の靴を次から次へと研いで回っていました。スニーカーは紐がちぎれるまで、クロックスは穴が倍増・・・。
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 元気な時は「こらー!!」と叱られて追いかけられていたそらですが、今では「そうかそうか、今日は爪を研ぐ元気があるのね♪」と褒められて、本人も「え?いいの?」と 戸惑っている様子。
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 静脈点滴はいったんはずして、また様子を見ていきます。



~腎不全の吸着剤~

 腎不全の治療は、本来腎臓が濃縮して尿中に排泄するはずの毒素を、薬の力を借りて消化管に出すのが目的です。活性炭は、小さい粒の中に細かい穴が開いていて、その中に毒素を取り込んで排泄します。

 最近は活性炭以外にも、食餌に混ぜて毒素を吸着したり、消化管の排泄作用を活発にする動物用サプリメントが登場し、家庭でできる治療の幅が広がってきました。


 
 
 [活性炭]
 動物用医薬品      マイメジン・コバルジン  
 人用医薬品      クレメジン
  動物用サプリメント ネフガード(粒・顆粒)

 
 [その他]
  カリナール1 https://www.bayer-pet.jp/pet/products/cali-1.html
 カリナール2 https://www.bayer-pet.jp/pet/products/cali-2.html
 レンジアレン http://pet.novartis.jp/p_product/lenziaren/index.html

 副作用として便秘があるとされていますが、実際に使用していて活性炭が原因の便秘はそれほど多くありません。むしろ食欲不振や脱水による便秘はよく起こります。先に述べたように、毒素を便中に排泄する活性炭ですから、便がでなければ治療効果は半減します。便秘をしたときは、点滴をして体を水和し、きちんと排便させることが重要です。Dr.mana

 
 

 
 









posted by まなAH at 21:20| 猫のいろいろ