2013年12月06日

「自然に生き自然に死ぬ」ということ

 今朝、近大マグロ(完全養殖マグロ)のニュースを見たあとに京大のIPS赤血球生産のニュースを見て、ちょっと複雑な心境になりました。人間の技術で、なんでも養殖(?)できちゃうんですね。科学技術の進歩って、本当にすばらしい。

 巷では、医療自体を否定するような本が絶賛され「近藤誠現象」などと言われていますが、こういった科学技術の進歩を目の当たりにすると、必ずしも「病気に無抵抗なこと=自然な姿」ではないような気がしてきます。

 
 

 
 元気な姿が自然と思えば病気であることが不自然。 しかし、人間も動物も常に元気でいられるわけではありません。 となれば、今ある状態を受入れ今できることをするのが、本当の意味で「自然に生きる」ということになるのではないかと思うわけです。
 
 

 自然に生きるのと同じように自然に死ぬこともまた 生物にとっての理想ですね。

 私も若い頃は「どう生きるか」だけを考えて走り抜けてきましたが、40も後半にさしかかると「どう死ぬか」ということを考えるようになりました。 少しは人として進化している証拠でしょうか?(笑)     Dr.mana

 
 

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京都大iPS細胞研究所提供
posted by まなAH at 17:44| 院長のひとりごと