2013年11月12日

気温差でお腹をこわす!?

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 寒くなりました。今日は12月並みの寒さだそうです。夏の間はそっぽを向いていた我が家の猫も、のそのそと布団の中に入ってくるようになりました。

 この季節、急な冷え込みで下痢をする子が増える時期です。問診しても「食餌も環境もいつもと全く同じなのに下痢をするんですが。。。」という方が増えます。検便をしても、寄生虫や細菌の異常が認められないことが多く、共通して少し油分の多い消化不良の軟便、です。

 この症状は、急な気温の変化で自律神経のバランスが乱れることで起こります。気温差に体がついていかないのです。そのバランスの乱れが腸の蠕動運動の乱れを起こすことで、まだ出す予定のなかった便を排泄してしまい、栄養吸収の追い付かない水分の多い便が出てしまう。つまり、下痢をしてしまうのです。

 人間も、緊張すると急に腸がキュルキュルと動き始めることがありますが、これに似たような状況です。

 対策として、普段いる場所の気温をできるだけ一定にしてあげること。

 ワンちゃんはお散歩に行く前に玄関先で少し外気にならしてあげてください。暖かい室内から、抱っこでいきなり寒い屋外にでるのおススメできません。寒がりのワンちゃんは洋服を着せてあげてください。

 ネコちゃんは自分の体温で温まるのが上手な生き物です。暖房を嫌がる子も多いので、その場合はフリースなど暖気を保てる素材のブランケットを下に敷くか、周りを囲って風を遮るだけでも暖かく過ごせます。ドーム型のベッドがおすすめです。

 ハムスター・スナネズミ・シマリスさんたちは、寒さによる事故が増える時期です。そろそろ本格的な暖房の準備をしてあげてください。

 
 人も動物達も、寒さに備え、元気に冬を乗り越えましょう♪ もしも下痢をしてしまったときは、腸の状況や下痢の原因を確認するために、できるだけ便を持参してくださいね。  Dr.mana





 

 

posted by まなAH at 09:20| 診察室から