2011年07月17日

猫の熱中症対策


  猫は 犬と比べて熱中症の発症が少ないのですが、この暑さですから何も対策を講じないのは危険です。

  部屋全体を少し涼しくしておく、水をいつでも飲めるところにたっぷり置くなどは犬の対策と同じです。

  ところが、エアコンや扇風機をつけると部屋をでていく、あるいは、ベランダの日の当たるところでお昼寝してしまうなど なかなか飼主さんの思い通りに動いてくれないのが「猫」です。

  エアコン効いた涼しいところに閉じ込めることは良策ではありません。 むしろ、猫が暑いときに好んで行く場所の温度を少しだけ下げてあげる・風通しを少しだけ良くしておいたほうが、ストレスなく猛暑を乗り切ることができます。「少しだけ」というのがポイントです。 

  猫の熱中症の症状は 犬と同様、食欲元気がなくなる、下痢嘔吐、呼吸がおかしい等の主症状を伴ってあらわれることがあります。が、犬より発症件数が少ない分、軽い症状を通り越して重度の脱水や虚脱、呼吸困難など重篤な症状になってから飼主さんに発見されることもあるので注意が必要です。


  また、気温はさほど高くなくても湿度が高い場合に、症状が出ることもあります。 特に循環器や気管に問題がある猫・長毛・肥満の猫は注意してください。 

  エアコンが苦手な場合は除湿をしてあげるだけで快適さは随分違ってきます。 部屋の中に気温湿度計をひとつ用意して気温30度・湿度60%を超えないように気をつけてあげてください。


  もしも 熱中症になったらできるだけ早い処置が必要です。 まず体を冷やし来院してください。 犬のように水をかけるとストレスを感じるので、冷たい水に浸したタオルをしぼって首や耳にあて、ケージにアイスノン等をいれて来院してください。 発症前に通常よりも頻繁に鳴いたり過度のグルーミングをしたりする行為も認められていますので、熱中症かどうかよくわからない時はまず病院に連絡してください。

  
posted by まなAH at 10:08| 猫のいろいろ