2011年03月25日

今、犬猫に水道水?ミネラル水?


  放射性物質の水道水汚染で、ペットの飲料水について心配されている方がたくさんいらっしゃるようです。

  人間の安全性・危険性については、各方面の専門の方が説明していますので、基本的なことはそちらで理解していただいたうえで、ここでは  @人とペットの放射線の影響の違い  Aペットの飲料水 についてわかる範囲で書いてみます。 


  @「哺乳類の放射線全身照射後の生存期間および影響をうける器官」については文献があるのですが、この中に犬・猫は具体的に含まれていません。ただ、ハツカネズミから人間まで、ほぼ大きな差は認められないので、犬猫だけに差があるとは考えられません。人間の基準にしたがって人間の情報で判断してもらってかまわないと思います。 水道水の汚染に関しては、離乳期・繁殖予定の犬猫に内部被曝の危険はあります。 ただし、人間よりも飲水量が少ないこと、犬猫の寿命が短いことを考えると、(犬猫の被曝量と甲状腺腫瘍の発症率に関しては文献が見当たらないので推測になってしまいますが) 内部被曝による晩発性障害が発症する可能性は人間よりかなり低いはずです。   


  A水道水の放射能の基準値に関しては、人間が飲んでよい水道水は犬猫も大丈夫です。またミネラル水を与えたからと言って必ずしも結石ができるわけではありません。 水の種類をかえることで飲水量が減少するのであればそちらのほうが大きな問題です。平時であれば、水道水の塩素やミネラルの硬質、ホルムアルデビドなど考える要素は多々ありますが、今は飼主があわてない、平常でいることこそが、犬猫の為です。放射性ヨウ素の半減期は8日なので、貯水しておく方法もあります。ちなみに煮沸すると濃度が濃くなります。


  
    いずれにしても現段階では、人にも犬猫にも健康害はない状況といわれています。 それでも何か予防したいのであれば、散歩の時服を着せ毎日洗濯する、散歩後ぬるまで流す位でしょうか。 毎日シャンプーで洗い流したり、外猫を外出禁止にする等の過剰予防は絶対にしないでください。


                        by mana


  


   
   

   



  



   
posted by まなAH at 13:15| 災害の備え