2016年01月05日

ミニチュアダックス

年明けましたね。お正月気分は満喫されたでしょうか?
冬は空気がきりっとしていて好きです。でも、昨年ですが、雨上がり?お天気雨?めんどくさい天気だな、と思いながら歩いていたら虹を見つけました。どうしてこんなにテンションがグッド(上向き矢印)と思うくらい楽しくなりました。何故でしょうかね。虹を見て美しいと思うのは人間だけかなぁ。
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種類別の病気シリーズ、第1回はミニチュアダックスです。ちょうどセミナーを視聴する機会がありまして、こんな流れにしてみましたが、いつまで続くかはわかりません(笑)。 ゆるゆると更新しますのでお付き合いくださいねかわいいかわいいかわいい

ダックスといえば、椎間板ヘルニアを避けては通れません。ミニチュアダックスの生涯発症の割合は20%といわれているそうです(海外データ)。全犬種では3.5%ですから6倍近い発症率です。5匹に1匹は軽度であれ、症状が出る計算になります。これは私も驚愕でした。
年齢でいうと、3才〜6才が73%、7才以上で21%。つまり90%以上が3才以上での発症です。逆に3才未満で、前足の麻痺や、首が痛そうなどの症状は、別の病気を疑います。先天性の水頭症から併発する脊髄空洞症、外傷以外での環軸椎不安定症などです。両方の病気とも、1才未満で症状が出ます。

また、ダックスの目の病気として、進行性網膜萎縮があります。これは徐々に目が見えなくなる病気で、有効な治療はありません。ただし、進行に伴い、白内障になることがほとんどです。白内障の治療や、白内障に伴う合併症の治療を考えていくことになります。早発型では1才前から始まり、2〜3才で症状があらわれ、その後の進行が早いのが特徴です。遅発型では6〜7才で症状がでます(発症は3〜4才)。こちらはゆっくり進行することが多く、発症してからでも、白内障の手術によって視覚が数年保たれることもあります。ただし、白内障になる前に病気の進行で視覚が失われている場合には、白内障の手術をしても視覚は戻りません。ですので、白内障の場合、この病気であるかどうかの検査も必要になります。
おまけですが、特発性後天性網膜変性症候群(長い…)という似た病気があります。これは4才以降のすべての犬種で突然の視覚障害が出る病気です。2週間以内に症状が出ます。残念ながら治療はなく、時間が経ってしまうと進行性網膜萎縮との区別はつきません。それほど多い病気ではありませんが、突然目が見えなくなる病気、として覚えておいてください。

今回はここまでに。

byハヤセ




posted by まなAH at 17:00| Comment(0) | Dr.ミチコの「ペットの病気」
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