2015年10月20日

歯がいっぱい?

通勤時に拝む富士山の雪が季節を感じさせてくれます。9日に沼津から富士山を臨んだのですが、その、2日後に初冠雪のニュースが…。やっぱり雪をかぶった富士山がきれいだなぁ、と少し悔しい私でした。
IMG_0168.JPG

さて、このところ口の中の話題が続きますが、今日も少しお付き合いください。
歯の数、ご存知ですか?
犬では  上の歯20本  下の歯22本
猫では  上の歯16本  下の歯14本
これは永久歯の数です。普段なかなか奥のほうの歯は見せてくれないことが多いと思います。一番よく観察しやすいのは「犬歯」でしょうか。一番とがっている牙です。左右上下に1本ずつ。合計4本ですね。
そして、左右の犬歯の間にある前歯、これは「切歯」と呼ばれます。上と下に6本ずつ。小学生のころ、初めて猫の切歯を見たとき、なんてかわいらしい歯なんだろう!と、その小さくてきれいに並んだ切歯にメロメロでした。隙あらば猫の唇を持ち上げて切歯を眺めていました。
IMG_0437.JPG
↑この写真を撮った後、シャーッ!っとご立腹で、1匹で見えない何かと戦っていました(笑)。ちゃんと仲直りしましたよ。はい(汗)。

猫ではあまりありませんが、犬では乳歯が抜けずに永久歯と一緒に存在していることがよくあります。6〜7か月で永久歯はそろいますが、乳歯が存在していると歯並びが悪くなるなどの影響があり、歯を抜くことが推奨されます。奥のほうの臼歯が残っていることは稀で、たいていは切歯と犬歯です。
切歯の乳歯は永久歯よりも外側(頬 側)に残っていることが多く、サメの歯のように(?)前後にならんで歯がいっぱい!な見た目になります。犬歯の場合、乳歯は、上では永久歯の後ろ側(鼻先と反対側)、下では永久歯の外側に並んでいることが多いです。仔犬の診察で、これは、大切なポイントの一つです。たくさん並んでいる歯をみると、思わず笑ってしまうことも(失礼(>_<))あるのですが、歯の数を知っているからこそ気付くことができるのではないでしょうか。仔犬の期間は短いですから、是非チェックしてみてください。そして、1才くらいまでの、おそらく生涯で一番きれいな歯と歯茎の状態(色や、感触、歯と歯茎の割合や境界面)を覚えておいてください。少しでもいい状態を保てるよう、歯のケアを忘れずに。
また、鼻ペチャさんたちは歯並びが個性的なことが多く、列をなしていなかったり、数が足りないこともよくあります。これは治療が必要ないことがほとんどですが、埋もれていた歯がトラブルになることもあります。うちの子の歯並びはこうなっている、と覚えておいてあげてくださいね。

byハヤセ
posted by まなAH at 19:00| Comment(0) | Dr.ミチコの「ペットの病気」
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: