2015年09月28日

顕微鏡で何を見ているの?

秋らしくなりました。近くの低山をお散歩していたら、あるある、キノコが!この数年、よく訪れる場所ですが、 今回、いつもより1ヶ月くらい早い時期だったからでしょうか。こんなに出会うとは。なかなかかわいらしいものです。
きのこ2.JPG

こんなのもありました。背伸びしているみたいです(笑)
きのこ1.JPG
さて、今回は動物病院に必ずある顕微鏡の話。何を覗いているのでしょうか?本当に様々な検査に活躍します。
尿検査・便検査
皮膚科の検査(被毛・垢)
病理検査(できもの・体液)
血液検査
……

顕微鏡を覗かない日はないと言っていいでしょう。顕微鏡で診断がつく病気も多く、その瞬間、ほっとするときもありますし、悲くなるとき(病気の種類によって)もあります。たいていは細胞、寄生虫、細菌、結晶(尿検査)をみています。ちなみにウィルスは小さいので病院にある光学顕微鏡ではみえません。私が一番テンションが上がるのは、寄生虫でしょうか。動いていたり、子供がいたり、卵があったり。ダニを見て、気分的にアチコチかゆくなりながら、「ちょっとかわいい。美しい。」と思ってしまいます。細胞もきれいです。癌化していない、変性もしていない細胞は形がそろっていて美しいものです。
最近出会ったのは、ニキビダニ(毛包中、アカラス、デモデックスとも呼ばれます)。短い脚がキュートです。これ、見ているときは脚が動いているんですわーい(嬉しい顔)かわいい!毛穴にひそんでいて、垢を食べて生きています。健康な皮膚にも住んでいるといわれますが、ニキビダニにとって快適な環境になると増えて、皮膚が赤くなったり、毛が抜けたりします。快適な環境とは?それは、免疫力が低下している状態(病気)や、皮膚のバリア機能が弱い仔犬、皮膚が炎症を起こしている、皮脂の分泌が過剰であったり、角化異常など。仔犬の場合は、治療をしなくても治ることもあります。

さあ、どんなやつか見たくなったですか?
こんな姿です↓
アカラス.jpg
posted by まなAH at 19:16| Comment(0) | Dr.ミチコの「ペットの病気」
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