2015年09月01日

うつる病気とうつらない病気

  曇りや雨が多いですね。この数年で気付いたこと。自分が結構な雨女だったんだ!です。雨でも出かけるのは苦にならないのですが、思い返せば、あのときも雨雨、あの旅行はは雪雪だったなぁ、とか。確信したのは、数週間前から予約していた(そうです。暑さが続いていたあの頃)、ビアガーデン。予約の20分前、電車の中から見る外は急に真っ黒になり、待ち合わせ時間には傘をさしても外に出たくないほどの豪雨に……。ここまでくると、はい、驚きません、今後どんな天気でもるんるん  あ、ビールは室内でおいしくいただきましたよ。

 今回はうつる病気について。感染症です。見た目に症状がある皮膚の病気などはなんかうつりそう…と心配になることも多いかと思います。正しく病気を知っておくと過剰に反応しなくてよいですし、お互いに気を付けることもできますよね。飼い主として大切なことだと考えます。
まずはワクチン(予防接種)がある病気はうつる病気です。当たり前といえばそうですが、特にうつりやすく、病気にかかると重い症状が出るもので、細菌・ウイルスが原因の病気です。例えばジステンバーなどは、直接接触するのはもちろんですが、飛沫感染といって、同じ空間にいてもうつる可能性がある病気です。
 寄生虫もうつる病気です。ノミ・ダニ・フィラリア・回虫・条虫・コクシジウムなど。これらは同じ環境にいてうつる場合もありますし、ご存知のように蚊を介してうつるフィラリア、ノミを介してうつる瓜実条虫(ということは、ノミがうつれば一緒にうつります)、マダニを介してうつるバベシア原虫など、寄生虫が寄生虫を連れてくるケースもあります。

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 最後に真菌。カビのことです。皮膚に症状を起こすもの(皮膚糸状菌症)、内臓に悪さをするものがあります。
 そして、ややこしいことに、細菌、寄生虫、真菌でも、常在しているやつらもいます。日和見感染といって感染していても症状がなく、治療の必要がない場合。ただ、体調(免疫が下がっているなど)や年齢、皮膚のコンディションの変化で症状が出てしまい、治療が必要なことがあります。この場合、「うつりますか?」と聞かれたら、「基本的にはうつりません。」とお話しています。
 犬や猫にしか、うつらない病気もありますし、人にもうつる病気=ズーノシス(人畜共通伝染病)もあります。ズーノーシスについては過去ブログを参考になさってください(http://mana-ah.sblo.jp/article/115984800.html)。

 感染する病原体によって対処法は異なります。うつるかもっ!! と思ったら、焦らずご相談ください。消毒方法は病原体によって異なります。

byはやせ


posted by まなAH at 19:07| Comment(0) | Dr.ミチコの「ペットの病気」
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