2015年05月13日

暑くなってきました!

夏の様な日差しですね。でも、蒸し暑くないので過ごしやすいかと思います。今回はそろそろ気を付けたい季節の到来!熱中症について書いてみます。

この数年は人の熱中症も多く、ニュースでとりあげるような事故もありますよね。皆さん十分ご存知かと思いますが、犬は熱中症になりやすい動物です。人よりももっと気を付けなくてはいけません。そもそも犬は、自分の体温を下げる為に、人のように大量の汗をかくことができません。その代わりに、パンティングといって口を開けてハアハアする、浅く短い呼吸で、熱を発散させようとします。これは残念ながら効率が悪いのです。
まずは、熱中症になりやすい犬種。短頭種。そうです、ハナペチャさんたちです。そして寒い地域出身の犬種(シベリアンハスキーやサモエドなど)、被毛が厚い犬種。また、肥満傾向や、心臓が悪い、喉にトラブルがあってパンティングがうまくできないワンコ、そして高齢犬も注意が必要です。

熱中症がおこる環境はどんな状況でしょうか。人と同じと考えてよいでしょう。まずは、エアコンが付いていない密閉空間です。車の中、室内、キャリーバックも危険なことがあります。もちろん屋外でも、日影がないところで長時間過ごしたり、アスファルトの熱が冷めていない時間帯のお散歩、暑い日にはしゃいでしまう、緊張や興奮で呼吸があがってしまったとき、などたくさんあります。
予防は、まず、暑い日、暑い時間帯には外に出ない(笑)。これにつきます。室内では、エアコンをつけること、空気の通り道をつくる、日光が入るところはカーテンを閉めること。室温は25度を超えないように、また、湿度も60%を超えない方がいいでしょう。冷えすぎないか心配、という時はエアコンの部屋以外も開放して、ワンコが移動できるようにすることをお勧めします。電気代が…という気持ちはぐっとこらえましょう。クールマットなどの製品もたくさんありますよね。どんどん利用しましょう。キャリーバックでは保冷剤を(齧られないように)敷いてあげるといいですね。ペットボトルに水を入れて凍らしたものでもよいでしょう。そして、車内に放置するのは絶対にしないでください。ちょっとだけ、と思って事故になったケースを何件も聞いています。悲しいことです。

人よりも涼しい環境にしてあげること、常に考えてあげてくださいね。「うちの夏は、エアコンガンガンで、犬だけ元気で家族は着込んでいるよ。」なーんて話を心臓が悪いワンコの家族から聞いたときは、幸せそうだな〜、とほっこりします。

byはやせ
posted by まなAH at 15:18| Comment(0) | Dr.ミチコの「ペットの病気」
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