2015年03月11日

4年目の3・11

もう4年たったのですね。

私にとっては、あっという間の4年に感じられますが、そのたった4年の間に、自分自身で防災に備えようと思っていた気持ちが少し風化してきていて、非常食が消費期限をすぎていたり、非常持ち出し袋が物の下に埋まっていたり。 被災地の為に続けようと思っていた院内活動がとぎれとぎれになっていたり。反省することしきりです。

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先日、動物取扱責任者講習会に出席した時、ちょうど防災に対する講演がありました。そこで聞いてきた情報も合わせて少しお話したいと思います。


1、大きな地震や津波警報がでたことを想定してシュミレーションをしておくこと。 身の回りの持ち物はもちろんですが、自分の生活の中で、@家の中にいる時ならどうするか A外出している時ならどうするか B仕事中ならどうするか C家族との連絡の取り方 Dペットを連れて行くか置いていくかなど細かくシュミレーションして決めておくこと。

被災地では、待ち合わせの避難所に大勢の人がいて、同じ避難所にいながら家族となかなか会えないような状況になったそうです。どこの避難所のどの場所で待ち合わせるのかまで細かく相談しておくこと。携帯電話は不通になるので公衆電話の場所の確認と小銭の用意もあった方が良いです。

2、ペットが一緒の場所には人間と別の場所になることが前提です。スリングのような布キャリーではなく、避難用のハードキャリーがあった方が良いと思います。キャリーに貼る張り紙「ポチ。移動しないでください。避難所3階にいます。飼主名」「花子、急に触ると咬みます。図工室にいます。飼主名」などが必要です。

3、一時的に自宅に置いていく場合は玄関に「中に犬がいます。柴犬1頭、チワワ2頭。 餌は玄関に置いてあります。名前〇〇〇〇 連絡先 避難場所・携帯電話・連絡のつく連絡先(被災地以外の実家など) 飼主名」などの張り紙が必要です。ただし、留守にしていることが一目瞭然なので泥棒に注意が必要です。

4、非常持ち出し袋の確認 人間の物はもちろんですが、ペット用の準備も忘れずに。(過去ブログも参考にしてください)

5、狂犬病の鑑札を首輪につけておくこと(犬)・マイクロチップの装着(すべての動物)により迷子が防げます。日本中どこにいても、このどちらかがあれば必ず所有者がわかります。 被災後いまだに飼主不明の動物達がたくさんいます。飼主さんが被災されたこともあるでしょうが、犬猫が『所有者不明』で帰れないケースもたくさんあります。


6、最後に、避難所では当然人間のケアが最優先になります。ペットのことを口にするのもはばかれる中で動物達の世話をしなければならない状況になるそうです。鳴き声、臭い、排泄物の処理などの他に、動物が嫌いな人、アレルギーの人達との共存生活が数日から数週間続きます。その中で、ケージに入れない犬や問題行動のある犬たちは居場所を失ってしまいます。実際にグランドの鉄棒につながれたり車中で避難暮らしをした子がたくさんいたそうです。真夏や真冬であれば、かなり過酷な環境です。日頃からのクレートトレーニング、服従トレーニングがいざという時に命を繋ぐということを教わりました。

以上、すぐに取りかかれそうな対策をいくつか挙げていました。参考にしてみてください。Dr.mana
posted by まなAH at 09:41| Comment(0) | 災害の備え
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