2014年08月22日

猫のフィラリア☆院内勉強会

8月21日 ZOETIS主催の猫のフィラリア・スタッフ勉強会を行いました。

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犬のフィラリア症は、「心臓に寄生する虫・蚊が媒介する寄生虫」として病気も予防も認知されてきましたが、猫のフィラリア症は意外と知られていません。獣医療界でも、猫のフィラリア症は感染しても重篤な症状を起こさないとして長年放置されてきました。

ところが近年、研究・検査が進み、10頭に1頭の割合でフィラリアに感染している(したことがある)ことが判明し、猫もフィラリア予防が必要であることがわかりました。

実は、私達スタッフも、猫フィラリアは地方の野外猫の病気と勘違いしていたのですが、実際には首都圏・室内飼の猫が多く感染していることに驚かされました。

猫のフィラリア症は、 フィラリアによって肺や気管支が障害され、喘息のような症状が多くみられます。そのため、犬糸状虫随伴呼吸器疾患とも呼ばれます。心臓に到達することは稀ですが、到達すると致死率が高く、突然死を起こすこともあります。

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では、どうやって検査するのか・・・。

犬では簡単に感染の有無が分かる検査キットがありますが、日本には猫の検査キットがありません。 検査の方法としては@血液抗体検査(専門機関)Amf検査B超音波検査Cレントゲン検査を組み合わせて調べることになります。
ところが、これらの検査を行っても見つからないケースもあるため、検査よりもむしろ予防が重要です。

予防の方法は、スポットタイプと内服タイプがありますが、当院ではスポットタイプを月に1回5月から12月まで滴下することをお勧めしています。

「スポットタイプのお薬は、本人が気にしてなめてしまうので嫌!」という飼い主さんも多いのですが、この薬は2時間で経皮吸収されますので、2時間経ったら拭き取ってもらって問題ないそうです。今までアルコールに反応して脱毛していた猫ちゃんにも、これは朗報ですね♪

猫フィラリア症について、不明な点があれば、スタッフにお声かけください! Dr.mana

勉強したい方はこちら↓↓



posted by まなAH at 11:51| Comment(0) | 猫のいろいろ
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